4毒抜きを始めた頃、頭の中は「何を抜くか」でいっぱいでした。小麦、植物油、乳製品、砂糖。とにかく引き算、引き算で考えていたんです。
でも10ヶ月くらい続けてみて、最近ようやく気づいたことがあって。私がやってきたのって、抜いてたんじゃなくて、戻してたんだなと。戻す先は、日本人が昔から食べてきたごはん。それだけのことだったんです。
最初は「抜く」で頭がいっぱいだった
始めた頃は、原材料表示をひっくり返しては「あ、これ植物油脂入ってる」「これも小麦」とチェックばかり。スーパーで時間をかけて、「はぁ」と悩みながら買い物してたんです。
冷蔵庫を開けても、「これは食べていいんだっけ?」と迷ってばかり。しんどくはなかったんですけど、色々見ながら、少し面倒だな〜と感じてた時期でした。
「引き算しかしてないから、食べるものがどんどん減っていく」感覚もあって。家族からも「で、パパは何なら食べれるの?」と聞かれて、「昔から日本で食べられてるやつ」ってふわっと答えたのを覚えています。自分でも輪郭がつかめてなかったんですよね。

気づいたら、食卓が「昔のごはん」になっていた
でも半年くらい経った頃、ふと食卓を見て気づいたんです。
玄米ごはん。味噌汁。いわしの一夜干し。ぬか漬け。梅干し。とろろ昆布。これ、別に特別なことしてなくない? と。そういえばうちのばあちゃんが普通に作ってたやつじゃん、と。
「抜かなきゃ」って必死でやってたことは、結局、日本人が昔から食べてきたごはんに戻しただけだったんです。

家で毎日食べてる、昔ながらの食材たち
じゃあ具体的に何食べてるの?と聞かれたら、答えはシンプルです。米・味噌・魚・発酵食品・旬のもの。これを毎日回してるだけ。
玄米ごはんが主食。白米の日もあるけど、基本は玄米。よく噛んで食べると満足感があって、間食が減りました。
味噌汁は毎日、1日2回のことも。 原材料が「大豆・米・塩」だけの無添加味噌を5〜6種類ストックしてローテーションしています。毎日同じ味だと家族が飽きるんですよね(笑)「今日の味噌変えた?」と当てられると、地味にうれしい。
いわし一夜干しも定番。家族にも人気で焼くのは少し手間だけど、あると食卓が決まるので助かっています。魚から出る脂でそのまま炒めものもできるので、油の問題もクリアしちゃう。
ぬか漬けは自家製で仕込み中。はじめてチャレンジしていますが、結構楽しいです。味の調整に四苦八苦してるんですけど、大根・きゅうり・じゃがいも・ゆで卵なんかを漬けて楽しんでます。
梅干し・とろろ昆布は、ごはんのおともに必ずある感じ。これだけでも玄米がどんどん進みます!

体がじわじわ変わってきた
10ヶ月くらい続けてみて、体の方も少しずつ変わってきました。
- 体重は3〜4キロ自然に落ちた
- 朝の腰のこわばりが軽くなった
- 気分の起伏が穏やかになった。イライラが減った気がする
劇的に治った、みたいな派手な変化じゃないんです。じわじわと、「そういえば最近あれが気にならないな」って気づく感じ。朝起きて「あれ、今日腰大丈夫じゃん」って思った日があって、それが地味にうれしかったんです。

「抜く」じゃなく「戻す」と考えたらラクになった
最近、4毒抜きをやってみたけどしんどい、続かない、っていう話を見かけます。
それ、たぶん「抜く」にフォーカスしすぎてるのかもしれません。私も最初、そうだったので。
日本人が昔から食べてきたごはんに戻す、と考えると、急にラクになりました。米・味噌・魚・発酵食品・旬のもの。それを真ん中に据えて、足りないものを少しずつ追加していく。なるほど、と。
引き算じゃなくて、置き換え。そう思えるようになってから、スーパーでの買い物時間もぐっと短くなりましたしね(笑)
昔の日本人が普通に食べてたものを、今また食べてるだけ。そう考えると、4毒抜きって特別なことじゃなく、戻るべきところに戻っただけな気がしています。





