4毒抜きを始めるときに一番悩むのって、たぶん家族のことじゃないかなと思います。私もそうでした。でも結論から言うと、我が家はずっと強制ゼロでやってきた。自分だけ。それなのに気づいたら、家族もゆるやかに変わってきていて、これが一番しっくりきています。
最初は自分だけ、家族には何も言わなかった

4毒抜きを始めたとき、妻にも子供にも「一緒にやろう」とは言いませんでした。まず自分でやってみてから話をしようかと。自分でもまだ半信半疑だったし、そもそも家族を巻き込むほどの自信がなかったかなと思います。
だからとにかく、自分のお皿だけ変える。玄米・味噌汁・いわし。それを黙々と食べる。妻と子供は今まで通りの食卓。最初の数ヶ月はずっとこのスタイルでした。
食卓に2つのメニューが並ぶのはちょっと不思議な光景でしたけど、そのうち慣れました。家族からも「パパは体のためにやってるから」みたいな感じで、特に何も言われずにきた気がします。
妻は菓子パンばかり食べていた
うちの妻、当時は朝ごはんに菓子パンばっかり食べてました。昼もパン、夜はご飯、みたいな。すごいパン好き。私は何も言いませんでした。言ったところで喧嘩になるだけだし、そもそも自分がちゃんと結果を出さないと説得力ゼロだなと思って。
ただ、妻が食べているパンのパッケージ裏を無言でじっと見て、「これ、こういうの入ってるんだね〜」って、促すでもなく、なんとなく呟く、みたいなのはちょこちょこやってました。別に変えろとも言わず、ただ事実として口に出す。
そしたら妻も、そのうち自分から原材料を見るようになってきて。「それって何の油?」「添加物って何が入ってるの?」って聞いてくることが増えてきました。毎日私が玄米食べてる姿を横で見てたのもあるかもしれません。
ある日、気づいたら菓子パンを食べなくなってました。言ってないのに(笑)。

「これ、やばいやつじゃない?」と言い出す妻
今では妻、スーパーで原材料表示をチェックするようになりました。「これめっちゃ入ってる、やばいやつじゃない?」とか言ってくる(笑)。こっちが何も言ってないのに、勝手に自分でチェックしてる。
ただし妻は完璧主義じゃなくて、好きなときに好きなもの食べてます。ポテチも食べるし、チョコも食べる。そこは全然制限してない。「普段の食事は気をつけて、たまには好きなもの」 のスタンスが一番長続きするんだろうなと見ていて思います。
私が横で何も言わなかったのが、結果的に良かったのかなと。言われてやるのと、自分で気づいてやるのって全然違うので。
子供には「どっちがいい?」と聞く
子供の食事はもう少し難しくて、強制すると絶対に反発するタイプ。だから我が家のルールは 「どっちがいい?」と聞いて、本人が食べたいものを優先する。
たとえばサラダに何をかけるか。前に何気なく「マヨネーズって植物油がけっこう入ってるんだよ〜」みたいな話を子供の前でしたことがあって。そしたら子供が「えー、じゃあやだ」って言い出して、その日からマヨネーズ拒否。しばらくポン酢派になってました(笑)。
…と思いきや、最近はまたマヨネーズかけたら嫌がらずに食べてます(笑)。子供ってそんなもん。そのときの気分。
最近は子供のほうから「これ体に悪い?」ってたまに聞いてくることもあって。ちょっとびっくりしました。たぶん、普段から妻と私が原材料見てる姿を横で見てるからかなと。
だから厳密に「ダメ」って言わないで、選択肢を並べて本人に選ばせる のが一番ストレスがないかなと思っています。

「こっちのほうがいいんじゃない?」くらいの声かけ
基本、妻と子供には好きなものをできるだけ食べてもらってます。ただし、「こっちのほうがいいんじゃない〜?」 くらいの声はかけるようにしてます。命令じゃなくて、情報提供みたいな感じ。
「今日このパン買おうと思ったけど、こっちのほうが原材料シンプルだったよ」「このお菓子、植物油ちょっと入ってるけど、まあいいかな」みたいな。選ぶのは相手。決定権は渡す。
これが私なりの距離感で、9ヶ月やってきて一番しっくりきています。強制しなかったから、家族との関係もギスギスしなかったし、気づいたら妻も少し変わってきた。遠回りに見えて、これが一番近道だった気がしています。
同じ悩みを持つ方へ
4毒抜きを始めると、家族にも勧めたくなる気持ち、すごくわかります。体がラクになった実感があるから、大切な人にも同じように感じてほしい。でも、押し付けた瞬間に家族との関係が壊れる のが一番怖い。
なので、まずは自分だけでいいんじゃないかなと思います。結果が出てくれば、家族も勝手に興味を持ち始めます。そのときに無理なく情報をシェアできる関係のほうが、長い目で見てお互いに幸せな気がしています。





