4毒抜きで植物油をやめると、「じゃあ何で炒めればいいの?」ってなりますよね。
私もそうでした。もともと米油を使っていたんですが、液体の植物油は全部NGだと知って、じゃあ炒め物はどうするんだと。基本は肉や魚を焼いたときに出る脂をそのまま使えばいいんですが、焼き飯やオムライスみたいに「最初に油をひきたい」料理もある。そこで我が家で使い始めたのがラードです。
お肉屋さんで豚の脂身を買ってきて、フライパンで溶かして、冷凍しておくだけ。これだけで炒め物の問題は解決しました。自分で調べてやってみないと気が済まないタイプなので、あれこれ試してつくっています。
そもそもなぜラードなのか

植物油がNGな理由は別の記事で詳しく書いたんですが、ざっくり言うと、液体の植物油は作る過程で体によくない成分が出たり、摂りすぎると炎症の原因になったりするからです。サラダ油・キャノーラ油・米油・ごま油・オリーブオイル、全部同じ問題を抱えているということで、私は全部やめています。
じゃあ何ならいいのか。動物性の脂です。肉や魚を焼いたときに出る脂、牛脂、そしてラード。
…正直、最初は「ラードって、あのラード?」と思いました(笑)。なんとなく体に悪いイメージがあったんですよね。でも調べてみると、豚の脂をそのまま加熱して取り出しただけのものなので、原材料は「豚脂」のみ。植物油のような化学的な精製をしていないぶん、シンプルなんです。
ただし注意点がひとつ。スーパーで売っている「調製ラード」は、植物性油脂が混ざっているものがあります。あと、市販の純製ラードにもシリコーンや添加物が添加されていることがあるので、原材料はちゃんと確認した方がいいです。私は最初それを知らなくて、市販のラードを買ってしまったことがあります(汗)。
だから結局、自分で作るのが一番安心だな~と。
自家製ラードの作り方

作り方というほどのものじゃないです。本当にシンプルで。
まず、お肉屋さんでラードに適した「脂身ください」と言って豚の脂身を買ってきます。部位の指定とかはしていません。「脂身ください」で通じます。値段もかなり安いので、気軽に買えるのがありがたいですね。
それをフライパンに入れて、弱火〜中火でじっくり加熱します。しばらくすると脂がじわじわ溶け出してきて、カスと透明な脂に分かれてくるんですよね。このカスを取り除いて、溶けた脂だけを容器に移せば完成です。
油を取ったカスも少し塩をかければ軽いおつまみになったりします(笑)。

ポイントは火加減で、強火にすると焦げて匂いがきつくなります。弱めの火でゆっくり溶かすのがコツ。私は最初、早く終わらせたくて火を強めたら、ちょっと焦げ臭くなったことがあります。それ以来、のんびり待つようにしています。
プロがやるような本格的な作り方とは違うと思いますけど、家庭で使うぶんにはこれで十分です。
冷凍保存の方法

溶かしたラードが冷めたら、タッパーに入れて冷凍します。
使うときは少し常温に置くか軽く温めて、スプーンですくって使う感じです。固まっていてもすぐ溶けるので、フライパンにポンと落とせばそのまま調理に入れます。
私は1回に作る量がだいたい2〜3ヶ月ぶんくらい。なくなったらまたお肉屋さんに行く、というサイクルです。
実際にどんな料理に使っているか

一番よく使うのは焼き飯です。ラードで作る焼き飯、これが本当においしくて。お店で食べる焼き飯の味に近づくんですよね。植物油で作っていたときとは明らかに違います。家族からの評判もいいです。
あとはオムライスや炒め物にも使っています。卵との相性がいいので、オムライスはラードに変えてから格段においしくなった気がします。個人の感想ですけど(笑)。

もちろん、肉や魚を焼いたときに出る脂もそのまま使います。豚バラを焼けば脂が出るし、いわしを焼いても脂が出る。それで十分なときはラードを足さなくてOKです。ラードはあくまで「最初に油をひきたいとき用」という感覚ですね。
植物油をやめても炒め物はできる
植物油を使わない生活って、最初は「炒め物ができなくなるんじゃ…」と不安でした。でも実際にやってみると、ラードと肉・魚の脂だけで全然問題ないです。むしろ味がよくなったと感じるくらいで。
ラード作りも慣れれば10分くらいの作業ですし、冷凍しておけばいつでも使える。植物油をやめたいけど代わりが見つからないという方は、まずお肉屋さんで脂身を買ってきて試してみてください。



