昨日の食卓の話です。玄米ごはんと味噌汁、いつもの形でした。
ただ、味噌汁にピーマンが入っていました。うちではたまにやるんですが、これって一般的なんでしょうか。
今日のメニュー
- 玄米ごはん
- 具沢山味噌汁(ピーマン入り)
- イワシ一夜干
今日の一言
味噌汁の具って、家によってまったく違う。育った家が基準になっているだけなんだなと。
きっかけは、妻が初めて作ってくれた味噌汁でした
ピーマン入りの味噌汁を初めて見たのは、妻が作ってくれたものでした。
出てきた味噌汁を見て、「あれ、ピーマンが入ってる!」と。私の実家では入っていなかったので、これはけっこう驚きました。(笑)
味噌汁にピーマン、という発想がそもそもなかったんです。ピーマンは炒め物か肉詰め。そういうものだと思い込んでいました。
食べてみたら、普通においしかった。苦味が汁に出るかと思ったんですが、そこまで気になりません。むしろ少し青い香りが立って、いつもと違う味噌汁になる。
それ以来、違和感がなくなりました。今では自分でも入れています。

育った家が、そのまま基準になっていた
この一件で思ったのは、味噌汁の具って家庭差がかなり大きいんだなということでした。
自分の実家で出ていたものが、当たり前だと思っていた。それ以外の組み合わせを見たことがなかったので、そこが基準になっていたわけです。
豆腐とわかめ、ねぎ、大根、油揚げ、なめこ。このあたりが定番とされている気がします。ただ、それも地域や家によって違うはずです。
ピーマンを入れる家があるなら、私が知らないだけで、もっと変わったものを入れる家もあるんだと思います。何を入れるかに決まりがあるわけではないんですね。
結婚して別の家の食卓を知ると、こういう発見があります。当たり前だと思っていたことが、実は自分の家のルールでしかなかった。
うちの方針は「そのとき安い野菜を全部入れる」
今のうちの味噌汁は、具を決めていません。
そのとき安い野菜を、片っ端から入れる。この方針でやっています。
小松菜、じゃがいも、にんじん、たまねぎ、ねぎ、豆腐、ごぼう、しめじ、まいたけ。だいたいこのあたりが基本ですが、日によって変わります。
もらいものがあればそれを入れますし、季節のものが安ければそちらを多めにする。ピーマンが余っていれば、ピーマンも入る。
決めすぎないほうが続けやすい、というのが理由です。この野菜じゃないとダメ、と決めてしまうと、値段が上がったときに止まってしまいます。
最近は葉物が高いので、小松菜の量が減っています。そういうときはチンゲン菜や水菜を代わりにする。融通がきく形にしておくと、こういうときに困りません。
ピーマンの一件がなかったら、こういう自由な入れ方はしていなかったかもしれません。定番から外れてもいいんだ、と思えたのは、あのときの驚きがあったからです。
定番から外れたものを入れた日
うちの味噌汁には、ときどき変わったものが入ります。
以前、カレー粉を入れたことがありました。これがおかず感のある一杯になって、思っていたよりよかった。スープカレーに近い感じです。
酒粕を足した日もあります。里芋が余っていたので、そこに酒粕を入れてほっこりさせました。
紫蘇を入れたときは、煮込んでも風味が残るのに驚きました。あれは意外な発見でした。
ネバネバ素材を全部入れた日もあります。さすがにやりすぎた感はありましたが(笑)、あれはあれで面白い一杯でした。
こうやって振り返ると、うちの味噌汁はけっこう自由にやっているなと思います。
具が多いと、細かいことを気にしなくなる
具沢山にしていると、1つ2つ変わったものが入っても目立ちません。
7種類も8種類も入っていれば、その中にピーマンが混ざっていても全体の味は変わらない。それぞれの具から出るものが混ざって、全体としてまとまります。
具が少ないと、1つの具の存在感が大きくなります。豆腐とわかめだけの味噌汁にピーマンが入っていたら、たぶん違和感があるはずです。妻が作ってくれたときに驚いたのも、具の数が少なめだったからかもしれません。
そういう意味では、具沢山という形そのものが、自由にやれる理由になっているのかなと。
出汁もそこまで頑張らなくて済みます。野菜ときのこから出るもので味が決まるので、だしパックを半分入れるくらいでちょうどいい。
いわしはにんにくと酢で焼きました
いわしの一夜干しは、にんにくと酢で焼きました。
うちのいわしは毎日のように登場するので、焼き方を変えて味に変化をつけています。塩焼き、酢焼き、ガーリック、ガラムマサラ、梅生姜。同じ魚でも、焼き方を変えるだけで別の日の食事になります。
今日はその2つを合わせた形です。にんにくの香りと酢のさっぱりした感じが同時に来る。どちらか片方より、こちらのほうが好みかもしれません。
酢で焼くと身がふっくらする感じがあって、うちでは定番になりました。理由はよく分かりませんが、入れた日のほうが好みの仕上がりになります。
にんにくは生を切って使います。チューブのものは原材料に余計なものが入っていることが多いので。刻む手間はありますが、香りがまるで違うので、そこは惜しまないところです。
味噌汁の具を自由にやっているのと同じで、いわしの焼き方も決めていません。その日の気分で変える。毎日同じ魚を食べていても飽きないのは、こういう小さな変化があるからかなと。

味噌汁は、何を入れてもいい料理かもしれません
ピーマン入りの味噌汁が一般的かどうかは、今も分かりません。少なくとも、あまり聞いたことはない気がします。
ただ、入れてみたら普通においしかった。それで十分かなと。
味噌汁って、実は懐が深い料理なんだと思います。味噌と出汁があれば、あとは何を入れても形になる。野菜が余ったときの受け皿として、これ以上便利なものもありません。
4毒抜きをしていると、おかずの種類が限られます。加工品を使わないので、並ぶのは玄米と魚と味噌汁とぬか漬け。そのぶん、野菜は味噌汁に集約しています。
だからこそ、何を入れてもいいという自由さが助かる。そのとき安いものを買って、全部入れる。この形で1年以上続いています。
もし味噌汁の具に迷っている人がいたら、定番から外れたものを入れてみるのもいいかもしれません。案外いけるものだなと思います。

